くらしの講座「原発事故に伴う放射線物質の環境・農作物に与える影響」
新潟市万代市民会館でくらしの講座「原発事故に伴う放射線物質の環境・農作物に与える影響」を開催しました。
受講希望が多く、予定の研修室では入りきらなくなったため、急遽会場を多目的ホールに変更しました。
講師の野中昌法先生(新潟大学農学部)からは放射性物質の基本的な知識から、実際の調査に基づく福島県、新潟県での状況などまで、詳細な資料をもとにお話がありました。
野中先生は、今回の原発事故を「史上最大の公害」と位置づけ、国が責任を持って、事故前の「あたり前の状態」に戻し、農産物の安全を保証しなければならないこと、農業用水や土壌の監視、きめ細かな調査と情報公開が重要で、それが早期対策や風評被害の防止に役立つことなどを強調されました。
ご講演終了後も残って先生に質問される方がたくさんあり、この問題への関心の高さがうかがわれました。
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