タクシーのホスピタリティ体験会参加
“「行きたい」を「行ける」社会に”
9月13日に開催されたタクシーのホスピタリティ体験会(主催:北陸信越運輸局・一般社団法人新潟県ハイヤー・タクシー協会)に、副会長が参加させていただきました(写真は、一社新潟県ハイヤー・タクシー協会様よりご提供)。
<体験の感想>
体験会は、タクシー 乗務員 の方と2人1組になり、視覚障がい者、車椅子利用者の案内の仕方を体験しました。視覚障害のある方には、開いたタクシーのドアの上部、シートの座面や段差などを言葉で
説明をしながら手で触ってもらい、ドア入り口のイメージをつかんでもらって腰かけてもらうようにします。そうすると、視覚障害のある方も、ぶつかるのではなどの不安感が少なくなります。
また、車椅子に座っていると少しの傾斜でも急勾配に感じるので、ゆっくり進む気遣いが必要など、実際に体験するとわかることがありました。。
障がい当事者とタクシー乗務員の意見交換会では、視覚障がい当事者から、降車後、目的の改札口
や玄関まで、送ってもらうとありがたいとの声もあがっていました。
開催の案内文書に目的の一つとして、「利用者、事業者が共に感謝し、喜びを共有する関係が成立することが重要」と書かれていました。障がいのある、なしにかかわらず、事業者の方がそのような気持ちをもって業務に当たられていることで、利用者にとっていつでも安心して利用できると感じました。また、利用者としても当たり前ではなく、感謝の気持ちを大切にしなければと感じました。互いを思い合う気持ちがあることで、社会がより良くなっていくのではないでしょうか。