消費生活サポーターフォローアップ講座開催!

 消費生活サポーターフォローアップ講座前期の講座を「まちなかキャンパス長岡」(長岡市)で開催しました!

今回は、高齢者にも多くなっているインターネット関連の消費者被害防止活動の強化と、啓発活動で活用できる新しい啓発講座企画をつくる、という目的で講座は実施されました。講義は聞くだけではなく、みんなで話し合って理解を深めながら楽しくすすめたいというコンセプトで、講師に(公社)全国消費生活相談員協会から消費生活専門相談員の鈴木伸子先生をお招きして教えていただきました。                                                                                       
前半は、事前に学習してきた4つの手口①サポート詐欺②メールでの架空請求③光回線関係のトラブル④通販の定期購入について、理解できなかった部分や啓発で注意したい部分をグループで話し合い、それをまとめてグループで発表しました。                                     
 グループワークに入る前に、事前学習の復習も兼ねて被害の実例をカードゲーム方式で解決していくゲームを体験!また、男女5人づつ前に出てきてマッチングペア5対5といった被害の手口の答えがあったらカップル成立!といったゲームも体験し、今後の啓発講座企画にも活用できそうな楽しいゲームを教えていただきました。ゲームに参加しながら、当日はじめて顔をあわせたサポーターさん同士も、和やかにチームワーク作りを楽しんで取り組むことができたようです。その後、4つの手口について、理解出来なかった部分や啓発で注意したい部分をグループで話し合い、それをまとめてグループで発表しました。なかでもメールでの架空請求、通販の定期購入についての発表が多かったようです。その発表内容を共有しながら、4つの手口の気づきを探り、午後からの啓発講座の企画作成に向けてテーマを絞る作業へと移りました。                 


 後半は、選択したテーマについて具体的な啓発講座の企画を決め、グループワークが開始されました。様々な意見が飛び交い、模造紙いっぱいに書き込まれた活発なグループワークのあと、それぞれの個性的な講座企画の発表となりました。インターネット関連の被害というテーマで、聞きなれない言葉に戸惑っていた方もいましたが、実体験をもとに被害を未然に防ぎたいという気持ちが伝わってきて、短時間にもかかわらず完成度の高い内容の発表でした。寸劇を使った内容も普段から活動されている様子が垣間見えて、笑いあり、熱意のこもった演技にとても伝わるものがありました。鈴木先生からもそれぞれの発表についての適格な講評をいただいて、今後の啓発活動の参考になったのではないでしょうか。
 インターネットを使った手口は、年々増えていく被害です。今回のフォローアップ講座をきっかけにサポーターの皆様には、さらなる被害防止活動への取り組みにご活躍いただけることを願っております。

 

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新潟県消費者協会